Web知識もないし心配...
そんなお悩みを解決します!
この記事に沿って進めていけば、約1時間半もかからずにWordPressブログを開設できます。
WordPressブログとは、ブログを始めたり更新したりする機能があらかじめ備わっている便利なソフトです。
「これからブログで稼ごう」「綺麗なブログを作りたい」などと考えている方にはおすすめです。
早速みていきましょう。
目次
WordPressブログの開設手順
WordPressブログの開設手順はこのように5つのSTEPに分かれています。
ブログの開設はよく家を建てることに例えられますが、イメージとしては以下の通りです。
・サーバーを契約する=土地を借りる
・ドメインを取得する=住所を取得する
・サーバーとドメインを紐づける=土地と住所を確定させる
・WordPressをインストールする=家を建てる
・WordPressの初期設定=家に家具を配置する
といった具合。
ここでのメイン登場人物はサーバーとドメインとWordPressです。
この3つが『土地』『住所』『家』とイメージできていれば問題ないでしょう。
ちなみに初期費用のイメージは税込価格で以下のような認識です。
初期費用(サーバー契約費) | 3,240円 |
サーバー更新費 | 1ヶ月×(950円〜1,296円) |
ドメイン取得 | 1年間×1,000円 |
3ヶ月利用する場合の合計額 | 約8,000円 |
最初はサーバーとの新規契約に初期費用がかかりますが、それが終われば月々の料金は約1,000円しかかかりません。
つまり3ヶ月なら8,000円、1年なら(3,240円+12ヶ月×1,000円+1,000円)約16,000円のような費用がかかります。
※12ヶ月分のサーバー更新費をまとめて支払えば1ヶ月あたりの料金は1,000円まで下がるお得な場合が多いです。
僕が3ヶ月契約実際にかかった料金は8,096円でした。
3ヶ月以上続けたいという場合は月々約1,000円の固定費で済みます。
それでは5つのステップを順番に解説していきます。
STEP1.サーバーを契約する
まずはサーバーの契約ですが、サーバーにも種類があります。
今回ブログを開設する際に使うのは初心者も安心して利用できるエックスサーバーというサーバーです。
おすすめな理由はこちら。
・国内シェアNo.1
・100万PVまで耐えられる高負荷耐性
・サイト高速化
・管理画面が使いやすい
など、実績面やシステム面、利便性で非常に安心して利用できるサーバーであり初心者からプロまで幅広い層が利用しています。
下記のリンクからページを開いて手順に沿って契約していきましょう。
サーバーの申し込み
サーバー契約の流れはこんな感じで、手元にクレジットカードがあるとスムーズです。
①お客様情報の入力
②料金の支払い
③契約完了
エックスサーバーにアクセスしたら下記の画像に従って申し込みを始めます。
「お申し込みフォーム」をクリックしたら以下の画面になります。
サーバーIDはログイン時に使うIDなので適当でOK
プランは初心者ならX10プランが一番手頃ですし十分です(必要であれば後から変更もできます)。
全て入力したら「お申し込み内容を確認する」→「この内容で申し込みする」とボタンを押せば申し込み完了です。
↑『Xserverアカウント』ログイン情報
↑『サーバーパネル』ログイン情報
すると、このような『Xserveアカウント』ログイン情報と『サーバーパネル』ログイン情報が記載された【重要】から始まる件名のメールが来ます。
この2つのログイン情報は頻繁に使いますので、2つを区別し、覚えておきましょう。
また、同メール内には■エックスサーバー指定のネームサーバーという欄もあり、後ほど使うのでここのメール内にこんなのがあるなと頭に入れておいてください。
料金の支払い
サーバーの申し込みが終わったら次は料金の申し込みです。
ここで『初期費用(サーバー契約)3,240円』と『サーバー更新費○ヶ月×約1,000円』を支払います。
>> 「Xserverアカウント(旧インフォパネル)」のログイン画面にアクセス
料金の支払いはこちらの画面から行います。
※「サーバーパネル」とは異なるので注意です。
ログインは先ほど申し込み完了時に送られてきたメールに記載されている『XserverアカウントID』とパスワードを使用します。
ログインしたらこのような画面になると思うので、「料金のお支払い/請求書発行」をクリックします。
サーバーの左にあるチェックボックスにチェックを入れ、契約期間を選択します。
とりあえずお試しの人は3ヶ月がおすすめ!
僕は最初3ヶ月にしました!
ここまで完了したら、「お支払い方法を選択する」を押してクレジットカードで支払いを済ませればサーバーの契約は完了です!
STEP.2ドメインを取得する
次はドメインを取得しましょう、住所にあたる項目です。
ドメインとはサイトの「○○○.com」のようなURLの文字列のことです。
他の人と同じドメインは使えないので、早い者勝ちです!
今回ドメイン取得は『お名前.com』というサイトを使用していきます。
こちらは国内最大級の独自ドメイン取得サービスで、ドメイン登録実績2,000万件を突破していることからも分かるように実績のある信頼性の高いサイトです。
下記から登録していきましょう。
※申し込み画面では、「サーバー」をセットで勧めてくることもありますが、サーバーはすでに『Xserver』を契約しているのでスルーで大丈夫です。
ドメインの決定(登録申請)
『お名前.com』にアクセスしたらこのような画面に出るので、ドメイン名を決めていきます。
※注意※
ドメイン名は必ずアルファベットや数字を用いてください。
日本語を使うと文字化けの可能性があります。
また、今後書くブログのジャンルが変わることも踏まえて、無難な文字列にすることや、
アクセスしやすいように簡単な文字列にするのがおすすめです。
ドメイン名が決まった方は検索ボタンを押します。
入力した文字列がすでに使用済みであった場合は他の文字列で検索しましょう。
するとこのような画面になります。
「○○○.com」の.comの部分を決めていくわけですが、「.com」が無難です。
※僕が申し込んだ時はキャンペーン中で760円程度でしたが、ここの値段は若干違うこともあります。
希望のドメインにチェックを入れたら「料金確認へ進む」を押します。
登録年数のところは使いたい年数によって異なりますが、1年でいいと思います。
メールアドレスと任意のパスワードを設定し「次へ」をクリックします。
ドメインの申し込みと支払い
そうするとお名前IDというものが発行されます(これはログイン時などに使用します)。
個人情報を入力して「次へ進む」をクリックします。
そうするとお支払い方法選択の画面に進むので、クレジットカード情報を入力し、「申込む」をクリックします。
これで申し込みと支払いが完了します。
その後メールが5通程度届くので、
【重要】[お名前.com]ドメイン 情報認証のお願い
というメールを選択します。↓以下の内容です。
見つけたら添付されているURLをクリックしてメール認証を完了させましょう。
ドメイン取得はこれで完了です!
STEP.3サーバーとドメインを紐付けする
サーバーとドメインを取得したら次はこれら2つを接続(紐付け)していきます。
ややこしいことは何もないので心配しないでください!
ここでの手順は2つ
・ドメイン側(お名前.com)でサーバーを設定
・サーバー側(Xserver)でドメインを設定
お互いのマイページでそれぞれの設定をしていくわけですね。
それぞれのサイトにログインするので、ログイン情報を頭に入れておくとスムーズです。
では順にみていきましょう。
ドメイン側(お名前.com)でサーバーを設定
最初は『お名前.com』でサーバーの設定をするので、『お名前.com』にログインしましょう。
アクセスするとこのような画面になるのでお名前IDと自分で設定したパスワードを用いてログインします。
お名前IDは支払い完了時に送られてきたメール内に記載されています。
ログインするとこのような画面になるので、ご利用状況の「ドメイン一覧」をクリックします。
ドメイン一覧をクリックすると↑のような画面になるのでネームサーバーの下にある「初期設定」(この画面ではその他になっていますが気にしにないで下さい)をクリックします。
そうするとこのようなネームサーバーの設定という画面が出ていきます。
1.ドメインの選択は、そのままで大丈夫です
2.ネームサーバーの選択は「その他」をクリックしてください
ネームサーバーの選択ではなネームサーバーが1〜3まであると思うので、これを右下の+ボタンで5つまで増やします。
増やしたら以下の文字列を画像のようにコピペします。
コピーして貼りつけよう ネームサーバー1: ns1.xserver.jp
ネームサーバー2: ns2.xserver.jp
ネームサーバー3: ns3.xserver.jp
ネームサーバー4: ns4.xserver.jp
ネームサーバー5: ns5.xserver.jp
※この文字列は『Xserver』申し込み時に届いたメールに記載されています。
入力(コピペ)が完了したら右下の「確認」ボタンを押します。
するとこのような画面になるので、間違いがなければ「OK」をクリックします。
これでネームサーバーの設定は終了です。
[備考]
ネームサーバーの設定には最大72時間ほど要しますが、ほとんどの場合1日程度で完了します。
また、WordPress開設はこのまま進めても大丈夫です。
サーバー側(Xserver)でドメインを設定
次は『Xserver』側でドメインの設定をするので『サーバーパネル』にログインします。
※先ほど料金の支払いをした『Xserverアカウント』とはログインIDが異なりますので注意です。
『Xserver』申し込み時に届いた1通目のメールにIDとパスワードがあるのでそれを用いてログインします。
するとこのような画面に出るのでドメインの項目にある「ドメイン設定」をクリックします。
ドメイン設定の画面に出るので、「ドメイン設定追加」というタブを選択して「ドメイン名」の空欄に『お名前.com』で取得した文字列(僕のサイトであれば「nishblog.com」がそれに当たります)を打ち込みます。
また、「無料独自SSLを利用する(推奨)」と「高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)」にもチェックを入れ、「確認画面へ進む」をクリックします。
内容が正しければ「追加する」を押してドメインの設定は完了です。
独自SSLを設定する
ドメイン設定追加の途中で「無料独自SSLを利用する(推奨)」にチェックを入れたと思いますが、次はこの設定をします。
これは大事なセキュリティ設定なので、できればした方が良いです。
先ほどと同様にサーバーパネルへアクセスします。
ドメインの項目にある「SSL設定」をクリックします。
次はSSL設定の画面にある「独自SSL設定追加」というタブをクリックして、設定対象ドメインを自身のドメインを選択したら「確認画面へ進む」をクリックします。
その後問題がなければ「追加する」を押してSSL設定は完了です。
ここまでで、土地と住所の準備は完了です。
次はいよいよWordPressをインストールして(家を建てて)いきましょう!
STEP.4WordPressをインストール
WordPressをインストールする際もサーバーパネルにアクセスします。
WordPressの項目に「WordPress簡単インストール」があるのでクリックします。
「WordPressインストール」のタブを選択し、必要事項を入力していきます。
入力事項 サイトURL:そのまま空欄でOKです。
ブログ名:好きなブログ名(後から変更可)を入力します。
ユーザー名:ログイン時に使用するユーザー名です。
(どこかに控えておきましょう。)
パスワード:ログイン時に使用するパスワードです。
(どこかに控えておきましょう。)
メールアドレス:ご自身のメールアドレスをご入力ください。
キャッシュ自動削除:「ONにする」を選択します。
データベース:「自動でデータベースを生成する」を選択します。
入力が完了したら「確認画面へ進む」をクリックします。
入力内容がよろしければ「インストールする」を押してください。
※注意点※
「インストールを行うと、インストール先ディレクトリ内の「index.html」が削除されます。ご注意ください。」と表示されますがスルーで大丈夫です。
「MySQLデータベース名・ユーザー名・パスワード」が自動生成されていますが、スルーで大丈夫です。
インストールが完了すると、「管理画面URL(WordPressのログイン画面)」や「ログイン情報(ユーザー名・パスワード)」が発行されます。
管理画面URLは何度も使うのでブラウザのブックマークなどに登録し、ログイン情報も控えておきましょう。
※忘れてしまっても『サーバーパネル』のこの画面に戻って来れば確認できます。
※注意点※
「無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。しばらく置いて再度アクセスをお試しください。」と表示される場合は、時間をおくかブラウザのキャッシュを削除することで解決できます。
ここまででWordPressインストール自体は完了です!
WordPressにログインするには
WordPressにログインするには先ほど控えた「管理画面URL」からユーザー名とパスワードを用いてログインします。
するとちょっと見た目は違いますが、このような画面になると思います。
矢印があるところからホーム画面(読者がアクセスした時のトップページ)です。
最初は当然何もないので、記事を書いたりサイトを装飾していったりしてサイトを充実させていきましょう!
STEP:5WordPressの初期設定
最後はWordPressの初期設定です。
最悪しなくてもいいのですが、今後のサイト運営で重要な役割を果たしていくので必ず設定しておきましょう!
今回は優先順位が高い最低限の設定だけ紹介します。
入力事項 ①パーマリンクの設定
②http→httpsの設定
③サイトテーマの設定
それぞれ順にみていきましょう。
①パーマリンクの設定
パーマリンクとはサイトのURLのことです。
パーマリンクの設定とは、例えば
https://nishblog.com/○○の「○○」という部分を自分で変更することです。
このメリットは何かと言うと、記事に内容に近い単語や分かりやすい単語を用いることで、Googleなどの検索エンジンからのサイト評価を高めることで、検索流入を増やすことに繋がります。
つまり、多くの人からサイトを見てもらえるということです。
先ほどの「管理画面」から「設定」をクリックして、その中にある「パーマリンク設定」をクリックします。
そして、共通項目にあるカスタム構造にチェックを入れ、空欄に「 /%postname%/」と画像のように記入してください。
記入したら「変更の保存」を押します。
これでパーマリンク設定は完了です。
こうすることで、記事の編集画面からURLを自由に変えることができます。
②http→httpsの設定
次はhttp→httpsの設定です。
※注意点※
SSL化していない場合は、サイトにアクセスできなくなる可能性があるので、絶対に設定しないください。
SSL化とは、独自SSLを設定するという部分で設定した内容です。
httpからhttpsにするメリットは簡単に言うと、セキュリティの向上やそれによってGoogleからの評価が上がるなどの点です。
まずは管理画面にアクセスして「設定」→「一般」をクリックします。
このような画面に出るので「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」それぞれの「http」に、「s」を加えて「変更を保存」をクリックします。
※注意点※
「WordPressアドレス(URL)」はhttpsの設定をした後はサイトにログインできなくなったりするため、絶対に変更しないでください。
これでhttpからhttpsへの設定は完了です。
③サイトテーマの設定
最後はサイトテーマの設定です。
テーマとはブログのサイト全体を装飾してくれるLINEでいう着せ替え機能のようなものです。
テーマには無料と有料があり、当然有料の方がメリットが様々あります。
WordPressを始めたての方であれば、とりあえず無料テーマをいじってみて、少し慣れてきて有料テーマが欲しくなってきたタイミングで購入するのがいいかなと思います。
では、テーマの設定方法を紹介します。
まず、管理画面から「外観」→「テーマ」とクリックすると以下のように様々なテーマが並んでいる画面に出ます。
最初は無料のテーマしかありませんが、有料のテーマなどもインストールすることができます。
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テーマを選択し、「有効化」を押すことでそのテーマを適用することができます。
これでWordPress開設は全て終了です、お疲れ様でした!
まとめ
みなさん、うまくWordPressブログを開設できましたでしょうか。
最初は何から始めていいかわかりにくいと思いますが、サイトのレイアウトを整えたり、記事を書いたりしながら徐々に慣れていきましょう。
また、知識がない方は「テーマエディター」は決していじらないようにしましょう。
いじるにしてもバックアップを取ることなどが必要です。
WordPressを開設した後は「Google Search Console」や「GoogleAnalytics」、「プラグイン」などを活用していくことで、良い効率的なサイト運用ができます。
是非それらも活用してみてください。
これからWordPressブログを開設したいという方は早速、エックスサーバーとお名前.comにアクセスしてブログを開設しましょう!
>>エックスサーバーにアクセス
>>お名前.comにアクセス
では、最後まで読んでくれた方ありがとうございました!